プレミアリーグ トッテナム

冨安健洋狙うトッテナム、アタランタGK獲得が決定的に!1年レンタルでクラブ間合意

ピエルルイジ・ゴッリーニ 写真提供: Gettyimages

 トッテナム・ホットスパーはボローニャに所属する東京五輪の日本代表DF冨安健洋の獲得に近づく中、アタランタのイタリア代表GKピエルルイジ・ゴッリーニを獲得することがほぼ確実となったようだ。19日、イギリス『スカイスポーツ』をはじめ複数メディアが報じている。

 現在26歳のゴッリーニは、2017年1月にアストン・ビラからアタランタへ加入すると、2019年3月から正守護神に定着。2020/21シーズンは負傷離脱により開幕から出遅れると、シーズン途中にベンチを温めることもあり、セリエAで25試合、UEFAチャンピオンズリーグで3試合の先発出場となっていた。

 ゴッリーニはアタランタとの契約を2023年6月まで残していた。しかし、トッテナムが同選手獲得にむけてアタランタと交渉を進めると、1年レンタルによりおおむね合意。現在は出場試合数により発生する買い取り義務の設定について議論を交わしているという。

 また、今回の取引では1500万ユーロ(約19億円)による買い取りオプションが付帯されるほか、1年のレンタル期間延長のオプションも盛り込まれるものとみられる。

 なお、アタランタは今月13日にウディネーゼからアルゼンチン代表GKフアン・ムッソを完全移籍により獲得したことを公式発表。2025年6月までの契約期間でサインを交わしていたことから、ゴッリーニの今夏退団は既定路線という見方が広まっていた。