Jリーグ アルビレックス新潟

新潟、京都戦での新型コロナ対策規定違反で声明。クラブスタッフに厳重注意

アルビレックス新潟 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのアルビレックス新潟は19日、先日サンガスタジアム by KYOCERAで開催されたJ2リーグ第22節・京都サンガ戦でJリーグ新型ウイルス感染症対応ガイドライン内で禁止行為とされているブーイングや指笛があったことを受けて公式声明を発表している。

 今月17日に行われた上位勢同士により一戦では、1-1の引き分けで終わり互いに1ポイントを分け合う結果となっている。しかし、ビジター席から大きな声や指笛が聞こえてきたことが両クラブのサポーターの間で議論の対象となっていた。

 その中、アルビレックス新潟はJリーグの定める規定に違反する行為が確認されたとした上で「現在は、各クラブが各地域の感染状況を鑑み、ご来場をいただく全ての皆様が安心に、そして安全にご観戦をいただけるよう、各クラブにて最善の観戦ルールを設けながら試合運営を行っています」

 「サポーターの皆様も、あらためてJリーグ新型ウイルス感染症対応ガイドラインをご確認のうえ、Jリーグならびに各クラブで定める観戦ルールを遵守した中で、昇格に向け一丸となって戦う選手・チームを後押しくださいますよう、強くお願い申し上げます」と声明を出している。

 くわえて「また、同様に試合終盤にかけ、弊クラブスタッフによる大声を出す行為も確認をいたしました。多くのサポーターの皆様から、ガイドライン、観戦ルールを遵守いただいている中、クラブスタッフによる度を超える行為については、当人を厳重注意とし、クラブとして再発防止に努めさせていただきます」

 「最後に、当日はすばらしいスタジアムにおいて感染予防を講じながら運営・観戦を実施されていた京都サンガF.C.のクラブ関係者、サポーターの皆様、さらにはJリーグを愛する全ての皆様へ不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。お詫び申し上げます」

 「当クラブにおきましても、再発防止に向け、新型ウイルス禍においての行動や試合観戦方法について、あらためてサポーターの皆様と考える時間を設け、一日でも早く通常の日常、そしてJリーグに戻れるよう、サポーターの皆様と一丸となって努めてまいりますので、ご理解のほど、お願い申し上げます」と規定を遵守しなかったクラブスタッフがいたこともあわせて明らかにしている。