
アーセナルがチェルシーに所属するイングランド代表FWタミー・アブラハムの獲得に興味を示しているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じた。
チェルシー下部組織出身のエイブラハムは、複数クラブへのレンタル移籍を経験して2019年夏に同クラブへ帰還。昨季は公式戦32試合に出場して12ゴール6アシストの成績を記録したものの、トーマス・トゥヘル監督が就任した1月以降は出場機会が激減していた。
チェルシーが今夏のメインターゲットに見据えるボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得に向けて、アブラハムを譲渡要員に含めるなど今夏退団の可能性が高まっている。そのイングランド代表FWにアストン・ビラとウェストハム・ユナイテッドが争奪戦を繰り広げるなか、アーセナルも獲得レースに参戦するという。
ベンフィカからU-21ポルトガル代表DFヌーノ・タバレスを獲得し、アンデルレヒトのベルギー代表MFサンビ・ロコンガと、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンのイングランド代表DFベン・ホワイトの獲得に近くなど、今夏に積極補強を敢行するアーセナルだが、4000万ポンド(約60億8000万円)と評価されるアブラハム獲得に向けて選手の売却が必至に。その候補としてフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットなどが含まれている。
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