プレミアリーグ アーセナル

東京五輪招集拒否のアーセナルDF、マルセイユへのレンタル移籍が正式決定

ウィリアン・サリバ 写真提供: Gettyimages

 リーグアン(フランス1部)のオリンピック・マルセイユは15日、アーセナルからフランス人DFウィリアン・サリバをレンタルにより獲得したことを公式発表している。

 現在20歳のサリバは、2020年夏にサンテティエンヌでのレンタル期間を終えてアーセナルに復帰。しかし、ミケル・アルテタ監督率いるトップチームでは全試合でメンバー外となり、リザーブチームでの出場が続くと、今年1月にニースへレンタル移籍。シーズン後半戦はリーグアンで20試合に先発出場していた。また、同選手はアーセナルとの契約を2024年6月まで残しているが、依然としてアルテタ監督の構想から外れていた。

 その中、マルセイユはサリバへの関心を強めると、今月13日にクラブ間合意。そして15日に買い取りオプションが付いていない1年レンタルにより獲得したと発表。背番号は「2」に決まっている。

 なお、サリバは先月末にフランスサッカー連盟(FFF)が発表した東京五輪のフランスU24代表のメンバーに含まれていた。しかし、クラブ側が東京五輪に派遣しない方針を固めたことにより、今月2日に再発表されたメンバーリストから外れていた。