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ミラン、モナコDF獲得へクラブ間合意間近に!テオ・エルナンデスのバックアッパー確保へ

フォデ・バロ・トゥーレ 写真提供: Gettyimages

 ミランはバルセロナでプレーしていたDFジュニオル・フィルポの獲得を逃したが、モナコのセネガル代表DFフォデ・バロ・トゥーレの獲得に近づいているようだ。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 左サイドバックを本職とするフォデ・バロ・トゥーレは、パリ・サンジェルマンの下部組織出身であり、2019年1月にリールからモナコへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはクープ・ドゥ・フランス(フランス国内カップ戦)で5試合に先発出場。そしてリーグ戦でも24試合に出場して4アシストをあげているが、先発メンバーに名を連ねたのは6試合にとどまっている。

 同選手はモナコとの契約を2023年6月まで残している。一方、ミランはフランス人DFテオ・エルナンデスのバックアッパー要員確保を目指す中、バルセロナでプレーしていたフィルポの獲得に失敗。これを受けて、バロ・トゥーレにターゲットを切り替えており、選手サイドとはすでに個人合意に達しているという。

 また、ミランはモナコとの交渉も進めている模様。400万ユーロ(約5億2000万円)による買い取りオプション付きの1年レンタルでオファーを準備。モナコは450万ユーロ(約5億9000万円)を求めているとのことだが、まもなくクラブ間合意に至るようだ。

 なお、ミランはチェルシーからフランス代表FWオリビエ・ジルーを獲得することがほぼ確実となっているほか、ロシア1部のCSKAモスクワに所属するMFニコラ・ブラシッチにも買い取りオプション付きの1年レンタルでオファーを提示するようだ。