Jリーグ 柏レイソル

柏、浦和FW武藤雄樹の獲得発表「日立台のピッチに立つのがとても楽しみ」

武藤雄樹 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルは12日、浦和レッズからFW武藤雄樹を完全移籍で獲得したことを公式発表している。

 武藤雄樹はベガルタ仙台で4シーズン過ごした後、2014年12月に浦和レッズへ完全移籍により加入。移籍1年目からJ1リーグ32試合に出場して13ゴールを決めるなど、前線に必要不可欠な戦力として活躍。2016年にYBCルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)、2017年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトル獲得に貢献していた。今季はリカルド・ロドリゲス監督がチームを率いる中、J1リーグ開幕当初は出場機会がほとんど無かったものの、4月はじめから5月下旬にかけてリーグ戦9試合連続で先発出場を果たしていた。

 同選手は柏レイソルへの加入について「柏レイソル、ファン・サポーターのみなさん。初めまして。武藤雄樹です。この度、柏レイソルに加入出来ることをとても嬉しく思っています。柏レイソルのために全力で戦いたいと思います。日立台のピッチに立つのがとても楽しみです。みなさんが熱くなれるようなプレーを見せたいと思います。よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。

 また、浦和レッズ退団については「浦和レッズのファン・サポーターのみなさん、6年半本当にありがとうございました。僕は浦和レッズに来て、人生が変わりました。かけがえのない時間を過ごすことができました。それもみなさんが、どんなときでも応援し支えてくれたからです。みなさんと獲ったタイトル、一つひとつの勝利、ともに熱くなった瞬間、そして、あの熱狂の埼玉スタジアムで歌ってもらう武藤雄樹チャントを忘れることはできません。また結果を出せてないときでも、スタジアムで掲げてくれる9番のユニフォームと横断幕。それが僕の支えであり、モチベーションでした。本当にありがとうございました。今回は新しいチャレンジをすることを決断しました。みなさんと戦えるのを楽しみにしています。また埼スタで会いましょう」とサポーターにメッセージを送った。