セリエA インテル

ハキミのPSG移籍が迫るインテル、バルサDFの獲得に動く?障壁は…

セルジ・ロベルト: Gettyimages

 インテルがバルセロナに所属するスペイン代表DFセルジ・ロベルトの獲得に興味を示しているようだ。スペイン『アス』が報じた。

 昨季のセリエA制覇に大きく貢献したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が決定的となっているインテル。クラブの最高経営責任者を務めるジュゼッペ・マロッタ氏も「交渉は最終段階に入っている。24時間以内にも完了すると思う」とコメントしており、近日中にも正式発表があるとみられている。

 その後釜として、アーセナルに所属するスペイン代表DFエクトル・ベジェリンの代理人に接触したとも報じられているインテルだが、セルジ・ロベルト獲得に向けてバルセロナに照会を行ったという。バルセロナとの現行契約が来夏までとなっている同選手だが、インテルは財政難に陥っていることもあり、獲得は容易ではないと『アス』は主張している。

 バルセロナ下部組織出身で、2010年11月にトップチームデビューを果たしたセルジ・ロベルトは右サイドバックやインテリオールを中心にクラブ公式戦通算304試合に出場して10ゴール36アシストを記録。昨季は負傷や新型コロナウイルス感染の災難もあり、公式戦20試合の出場にとどまっていた。