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ミラン、チェルシーからトモリの買取OP行使を発表!4年契約を締結

フィカヨ・トモリ(写真右) 写真提供: Gettyimages

 ミランは17日、チェルシーからレンタルにより加入していたイングランド代表DFフィカヨ・トモリの買い取りオプションを行使したことを公式発表している。

 現在23歳のトモリは、2019年夏にEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のダービーでのレンタル期間を終えてチェルシーに復帰。しかし、フランク・ランパード前監督のもとで出場機会を得られず、今年1月に半年間のレンタルでミランへ加入していた。しかし、ミランではデンマーク代表DFシモン・ケアーの負傷離脱やイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリの不調もありレギュラーを奪取。今年3月以降のリーグ戦全試合でフル出場するなど、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献していた。

 ミランは当初、チェルシーに対して買い取りオプション設定額の引き下げを求めていたが、チェルシー首脳陣がこれに応じなかったため、満額の2800万ユーロ(約36億9000万円)を支払うことを決断。先週の時点ですでにチェルシーに対して買い取りオプション行使の意向を伝えていたが、今週末での発表となっている。

 また、トモリとは新たに2025年6月までの4年契約を締結している。ロマニョーリやケアーとともに、来季もミランの守備陣を支えるトモリの姿を多くのファンが期待しているはずだ。