ラ・リーガ レアル・マドリード

PSG、レアルDF獲得へ代理人と交渉開始!80億円以上で放出も

ラファエル・バラン 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・バランはかねてから今夏退団の可能性がささやかれている。その中、パリ・サンジェルマンが同選手の獲得にむけた動きを見せているようだ。11日、フランスメディア『フットメルカート』が報じている。

 現在28歳のバランは、2011年夏にRCランスからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。スペイン代表DFセルヒオ・ラモスとともに最終ラインに必要不可欠な戦力としてチームを支え、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめこれまで数多くのタイトル獲得に大きく貢献してきた。今季も守備陣の主力として公式戦41試合に先発出場したが、チームは無冠に終わっていた。

 バランの去就を巡っては、レアル・マドリードとの現行契約が来年6月までとなる中、クラブ首脳陣が慰留に努めるものの今季終了後までに新契約締結の合意に至らない場合は今夏のマーケット期間で放出に踏み切る可能性が報じられていた。

 その中、バランの代理人はPSG首脳陣との交渉を開始した模様。また、同選手にはチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せているとのことだ。一方、レアル・マドリードは引き続きバランとの新契約締結を目指す構えを見せているが、交渉が破談に終わった場合には6000万ユーロ(約80億円)以上のオファーが届き次第放出するものとみられる。

 なお、レアル・マドリードはセルヒオ・ラモスに契約満了による今季限りでの退団が噂されていたが、今月に入って選手サイドが1年契約を受け入れたと伝えられている。