セルヒオ・ラモス、EUROスペイン代表落選…レアル勢からの招集なし

　レアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモスは、EURO2020本大会のスペイン代表メンバーから落選した。24日、スペインサッカー連盟（RFEF）の公式サイトがこれを伝えている。

　セルヒオ・ラモスはこれまでスペイン代表の一員としてFIFAワールドカップに4度、EUROに3度出場しており、FIFAワールドカップ・南アフリカ大会優勝に大きく貢献している。また、レアル・マドリードではディフェンスリーダーとしてチームを支えると、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトルを獲得していた。

　しかし、同選手は今季度重なる負傷離脱に泣かされ、公式戦21試合の出場にとどまっていた。また、今月5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのチェルシー戦で復帰したものの、直後に左足半腱様筋の腱症により戦線離脱。22日に行われた最終節・ビジャレアル戦ではベンチ入りしたものの、出番はなかった。

　セルヒオ・ラモスはコンディション面で不安を抱え続けたこともあり、ルイス・エンリケ監督によるEURO2020本大会のメンバー選考で落選。また、同選手をはじめレアル・マドリードの選手がひとりも招集されていないことが周囲で大きな話題を呼んでいる。

　なお、今回のスペイン代表メンバーには、バルセロナのDFジョルディ・アルバやMFペドリ、マンチェスター・シティ退団が確実となっているDFエリク・ガルシアなどが選出されている。