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Cロナウド、今夏マンU復帰も!スールシャール監督と会談

クリスティアーノ・ロナウド 写真提供: Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドは、ユベントス退団が噂されるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの再獲得に乗り出しているようだ。21日、スペイン紙『アス』が報じている。

 ロナウドは2018年夏にレアル・マドリードから1億1200万ユーロ(約146億円)という巨額の移籍金を伴う形でユベントスに加入。セリエA初挑戦の1年目にはリーグ優勝に大きく貢献していた。しかし、今季のユベントスはUEFAチャンピオンズリーグで2年連続ベスト16での敗退を喫しているほか、スクデット10連覇の可能性も消滅している。

 くわえて、ユベントスは新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり昨年下半期の損失額が1億1370万ユーロ(約147億)に膨れ上がっている。さらに来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合には、8000万ユーロ(約105億円)の負債を抱える模様。来年6月まで契約期間を残すロナウドをはじめ、複数の主力選手を放出する可能性がある。

 その中、『アス』はマンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督がロナウド本人と電話会談を行ったと報道。ただ、同選手は自身の去就についてまだ何も決断を下していないと主張している。

 なお、ロナウドはユベントスとの現行契約を2022年6月まで残している。ユベントスが来季UEFAチャンピオンズリーグ出場を逃す可能性がある中、ロナウド本人はどのような心境でセリエA最終節・ボローニャ戦を迎えるのだろうか。