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バルサ、オランダ代表FWフリー獲得で合意!加入実現の条件は…

メンフィス・デパイ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナはオリンピック・リヨンに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイと今夏フリー加入で合意に達したようだ。13日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 デパイは2017年1月にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンへ完全移籍により加入。2017/18シーズンには公式戦55試合に出場し22ゴール17アシストと本来のパフォーマンスを取り戻しており、今季はここまで公式戦38試合に出場し 21ゴール9アシストをマークしているほか大半の試合でゲームキャプテンを任せられるなど、リュディ・ガルシア監督から厚い信頼を寄せられている。

 デパイとリヨンの現行契約は今年6月に満了を迎えるものの、現時点で両者は契約延長の合意には至っておらず、かねてから今季終了後にフリーで退団する可能性が取りざたされている。

 また、移籍先候補にはバルセロナやユベントスなど複数クラブの名前があがっている。その中、同選手の代理人がバルセロナ首脳陣と複数回にわたり会談を行っているほか、デパイ本人が先月末にバルセロナ市内で目撃されたという情報が飛び交っていた。

 『マルカ』はバルセロナ首脳陣と選手サイドが契約締結で合意に至ったと報道。ただし、現在去就不透明と伝えているロナルド・クーマン監督が来季も指揮を執る場合に限って有効になると主張している。

 なお、バルセロナは今月11日のラ・リーガ第36節・レバンテ戦で3-3のドローに終わったことにより、レアル・マドリードやアトレティコ・マドリードとのタイトル争いで後退。試合後には周囲から今夏監督交代を望む声が上がっている。かつてオランダ代表でともに仕事をしたクーマン監督とデパイがバルセロナで再会することはあるのだろうか。