プレミアリーグ トッテナム

トッテナム、ベイルのレンタル延長を熱望もレアルとの契約期間は…

ガレス・ベイル 写真提供: Gettyimages

 トッテナム・ホットスパーは現在レアル・マドリードからレンタルにより加入しているウェールズ代表FWガレス・ベイルが来季もチームに留まることを望んでいるようだ。4日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ベイルは2013年夏に8500万ポンド(約120億円)という巨額の移籍金でトッテナムからレアル・マドリードに加入したものの、負傷の多さに周囲から同選手に対する不満の声があがっていた。またジネディーヌ・ジダン監督からも評価されることなく、昨夏1年レンタルによりトッテナムに復帰している。

 同選手は今季、負傷離脱により開幕から出遅れると今年1月まではリーグ戦でベンチを温める機会が多かった。しかし、今年2月以降はコンスタントに出場機会を得るとプレミアリーグで8ゴールをマーク。また、今月2日に行われた第34節・シェフィールド・ユナイテッド戦ではハットトリックを達成しチームの勝利に大きく貢献していた。

 ベイルは今年3月下旬にメディアインタビューで今夏レアル・マドリード復帰を望んでいることを明かしていた。しかし、トッテナムは今季後半戦における同選手のパフォーマンスを高く評価していることから、レアル・マドリードに対してレンタル期間の延長を打診することを検討しているが、ベイルとレアル・マドリードとの契約期間は2022年6月までとなっている。

 トッテナムの監督人事とともに、ジョゼ・モウリーニョ監督のもとでは出場機会に恵まれていなかったベイルの去就にも引き続き注目が集まる。