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J1仙台、ルヴァン杯・横浜FM戦後のトラブルに関する声明発表「罵声、誹謗中傷などの…」

ベガルタ仙台

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台は1日、先月28日に行われたYBCルヴァンカップのグループステージ第4節・横浜F・マリノス戦後に一部サポーターと選手間で発生したトラブルについて、公益財団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に報告したことを公式発表している。

 ベガルタ仙台は今季のJ1リーグ開幕節・サンフレッチェ広島戦でドローに終わると、その後公式戦8連敗を喫するなど序盤から苦戦を強いられている。また、ホームで行われた横浜F・マリノス戦でも2-5と敗戦していた。そして29日にはFW赤崎秀平が自身のSNSアカウントにおいて横浜F・マリノス戦後に一部サポーターとのトラブルを報告。チームや代理人に相談した上で然るべき対応をとる姿勢を示していた。

 その中、ベガルタ仙台はこのトラブルについて「4月28日の2021JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第4節 横浜F・マリノスとの試合後に発生しましたスタジアム駐車場での選手とサポーターの事象につきまして、当クラブは同事象が発生した直後から対応を進め、4月29日に速やかにJリーグに報告いたしました。今後、当クラブとして、誤解されるようなことのないよう努めます。サポーターに対しましては、罵声、誹謗中傷などの許されない行為について、当クラブとして厳正に対処し、健全な試合運営に努めていきます」

 「現在、選手たちは、必死にゴールを目指し、その先の勝利に向かって戦い続けています。サポーターのみなさまにおかれましても、コロナ禍でさまざまな制限がある環境のなか、手拍子に思いを乗せて応援していただいていることを実感しております。今シーズンを戦い抜くために、さらに互いを尊重して双方の関係を深め、喜びを分かち合い、時には悔しさを共有し、ベクトルを合わせて勝利を勝ち取ることを熱望しております」

 「当クラブといたしましては、これからも選手たちの成長を支え、より一層活躍してもらえるように全力を注いでまいります。サポーターのみなさまにおかれましては、現在のコロナ禍のJリーグ新型コロナウイルス感染症ガイドラインと、当クラブの観戦ルール&マナーをしっかりと遵守し、熱く応援していただきたく存じます。改めて、サポーターのみなさまのお力を集結していただき、選手たちとともに戦ってください。これからも当クラブに寄り添って歩んでいただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします」と公式声明を出している。