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チェルシー、トゥヘル体制で序列低下のイングランド代表FW売却を検討か

写真提供: Gettyimages

 チェルシーが、同クラブに所属するイングランド代表FWタミー・アブラハムの売却を検討しているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えた。

 チェルシー下部組織出身のエイブラハムは、複数クラブへのレンタル移籍を経験して昨シーズンから同クラブへ帰還。公式戦47試合で18ゴールを記録した昨季に続いて、今季もここまで公式戦31試合で12ゴールの成績を収めているものの、トーマス・トゥヘル監督が就任した1月以降は出場機会が激減している。

 そんななか、チェルシーは今夏にドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドやインテルでプレーするベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得に興味を示すなど、前線の刷新を画策している模様。そのため、移籍金4000万ポンドのオファーが届いた場合、アブラハムの売却を容認する構えだという。

 なお、アブラハムにはウェストハム・ユナイテッドやレスター・シティ、アストン・ビラが獲得に興味を示しているとみられている。今季のチェルシーでチーム最多得点を記録している同選手はどのような決断を下すのだろうか。