セリエA ミラン

ミラン、イブラと1年契約延長が間近も今夏ストライカー獲得へ。かつてはベロッティが候補も…

ズラタン・イブラヒモビッチ 写真提供: Gettyimages

 ミランは元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとの契約延長が間近となっているようだ。9日、イタリア紙『コリエレ・デッラ・セラ』が報じている。

 イブラヒモビッチは昨年1月にメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーからミランへ復帰すると、39歳という年齢を感じさせないパフォーマンスでチームをけん引。昨年11月中旬には一時戦列を離れていたが、今年1月上旬に復帰。先月には自身のクラブキャリア通算500ゴールという偉業を達成するなどゴールを積み重ねているが、先月下旬から再び戦列を離れている。

 イブラヒモビッチとミランの契約期間は今年6月までとなっているが、同選手は先日のメディアインタビューで自身の去就についてパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)の意向次第であることを明かしていた。クラブ首脳陣はイブラヒモビッチがチーム内で果たしている役割を高く評価していることから、年俸700万ユーロ(約9億円)による1年契約を用意しているものとみられる。

 その一方でミランは今夏のマーケット期間でストライカー獲得を検討している模様。ミランはかねてからトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの獲得を狙っているが、現在はPSVアイントホーフェンのオランダ人FWドニエル・マレンに関心を寄せているようだ。