Jリーグ 横浜F・マリノス

日本代表FW遠藤渓太、今夏に横浜F・マリノス復帰も!ドイツ紙が出場機会の少なさに…

遠藤渓太 写真提供: Gettyimages

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)のウニオン・ベルリンに所属するFW遠藤渓太は横浜F・マリノスへ復帰する可能性が高いようだ。6日、ドイツ紙『BERLINER KURIER』が伝えている。

 遠藤渓太は2016年に横浜F・マリノスのトップチーム昇格を果たすと、プロ1年目から公式戦30試合でピッチに立つなど頭角を現すと、し烈なポジション争いの中でもコンスタントな出場機会を確保する。2019シーズンにはJ1リーグ優勝に貢献すると、12月には日本代表に初めて選出。昨季途中にウニオン・ベルリンへ買い取りオプションが付帯された1年レンタルにより加入していた。

 しかし現在23歳の同選手は今季ここまで公式戦10試合に出場にとどまっているほか、先発出場はわずか2試合とチーム内で厳しい立場に置かれている。この現状を踏まえて『BERLINER KURIER』はウニオン・ベルリンが買い取りオプションを行使する可能性は低いと主張。今夏に横浜F・マリノスへ復帰するという見解を示している。

 なお、横浜F・マリノスは昨季終了後にブラジル人FWエリキが電撃退団したほか、日本政府による新規入国規制によりブラジル人FWレオ・セアラの合流時期が依然として不透明となっている。遠藤渓太がマリノスに復帰するとなれば、レオ・セアラやFW前田大然、高卒新人としてJ1リーグ開幕節・川崎フロンターレ戦で先発メンバーに名を連ねたFW樺山諒乃介らとポジション争いをすることになりそうだ。