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浦和レッズ、J1開幕目前もさらなる戦力補強へ。レオナルド退団で外国籍選手は…

浦和レッズのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは今季タイトル獲得にむけてさらなる補強を行う方針を打ち出した。22日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 昨季無冠に終わった浦和レッズは徳島ヴォルティスをJ1リーグ昇格に導く手腕を発揮したスペイン人指揮官のリカルド・ロドリゲスを招へい。また、今冬にはMF青木拓矢やMF長澤和輝ら複数の主力選手を放出した一方で、MF小泉佳穂やDF西大伍、MF明本考浩など多くの新戦力を迎え入れている。

 その中、昨シーズンのチームにおいて攻撃陣の核となっていたブラジル人FWレオナルドが中国スーパーリーグの山東魯能泰山へ完全移籍することによりクラブ間合意に達している。これにより、チームに所属する外国籍選手はDFトーマス・デンのみとなっている。

 浦和レッズの西野努テクニカルダイレクターはレオナルド退団について「クラブとしては目標達成する上で重要な戦力であり、監督を含め本人とも話し合いましたが、本人の挑戦したい、という固い意志もあり、シーズン開幕直前ですが中国のクラブへ移籍することとなりました。クラブのために全力で戦ってくれたレオナルド選手の新天地での活躍を応援しています」とコメントを残している。

 また、同氏は「今後の戦力補強については、焦点を絞り、的確な戦力を迎え入れるために情報収集を行っております。チームの目標達成に向け、4月2日までの移籍ウインドーと夏の移籍ウインドーで色々な可能性を引き続き検証し、最善を尽くしていきます」とさらなる新戦力の獲得に向かう姿勢を示した。