ブンデスリーガ アイントラハト・フランクフルト

独紙が鎌田大地を称賛「魔法使いの日本人は返り咲いた…」

鎌田大地 写真提供: Gettyimages

 アイントラハト・フランクフルトは7日、ブンデスリーガ第20節でホッフェンハイムと対戦。3-1で勝利を収めたこの一戦で、2ゴールに絡む活躍を見せた日本代表FW鎌田大地を9日、独紙『ビルト』が「魔法使いの日本人は返り咲いた」と伝えている。

 同紙は64分に見せた鎌田のプレーをピックアップ。自陣でボールを受けた鎌田は左サイドのセルビア代表FWフィリップ・コスティッチへと57メートルの的確なパスを供給。ポルトガル代表FWアンドレ・シウバがヘディングで押し込んだこのゴールの起点を作ったとして高い評価を送っている。

 試合後、フランクフルトでスポーツディレクターを務めるブルーノ・ヒューブナー氏は「ダイチは素晴らしかった。ピッチ後方でも仕事をしたし、ボールを失うこともほとんどなかった」と称賛。

 また、アドルフ・ヒュッター監督は「彼がゲームスタート時から示していたことはとても明確だった。ボールを支配し、デュエルの場でも素晴らしかった。創造力のある選手で、その能力を活かして違いを作ることができるんだ」とコメントを送っている。

 今シーズン、ブンデスリーガ19試合で2ゴール9アシストを記録している鎌田。シーズン後半戦の活躍にも期待できそうだ。