プレミアリーグ アーセナル

アーセナルにレンタル移籍のFWウーデゴール、ジダン監督続投の場合は…

マルティン・ウーデゴール 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードから今年1月にアーセナルへレンタル移籍により加入したノルウェー代表FWマルティン・ウーデゴールは、今夏アーセナルへの完全移籍を望んでいるようだ。6日、アメリカメディア『ユーロスポーツ』が報じている。

 ウーデゴールは昨夏にレアル・ソシエダでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードに復帰したものの、今季は2度のわたる負傷離脱もありここまで公式戦わずか5試合の先発出場にとどまっていた。その後、同選手は出場機会を求めてクラブ首脳陣に対して今冬移籍を志願すると、今年6月までのレンタル移籍によりアーセナルの一員となっているが、この取引では買い取りオプションが付帯されていない。

 一方でレアル・マドリードは今季、すでにコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)やスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)で敗退しているほか、リーグ戦では首位アトレティコ・マドリードから10ポイント差を付けられている状況にあり、ジネディーヌ・ジダン監督解任の噂が飛び交っている。

 その中、ウーデゴールとジダン監督の関係はレアル・ソシエダからの復帰後以降、良好なものではないという声が一部から上がっており、指揮官続投の場合はレアル・マドリードへの復帰を考慮しない模様。また、同選手とレアル・マドリードの契約期間は2023年6月まで残しており、少なくとも2500万ユーロ(約32億円)を要するものとみられる。

 なお、ウーデゴールはアーセナル移籍後、プレミアリーグで1試合に出場している。ミケル・アルテタ監督のもとで出場機会を確保できるのか注目したいところだ。