リバプールは今冬のマーケット期間においてユベントスのトルコ代表DFメリフ・デミラルの獲得を失敗していたようだ。2日、イタリアメディア『メディアセット』が伝えている。
現在22歳のデミラルは2019年夏にサッスオーロから完全移籍によりユベントスへ加入。昨季はベンチを温めることが多かったことにくわえて負傷離脱も強いられたことにより公式戦8試合の出場に終わっていた。今季は筋肉に問題を抱えたことにより約1カ月にわたり戦列を離れていたが、ここまで15試合に出場している。
一方、リバプールはオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクをはじめ今季ここまでディフェンス陣に負傷者が続出。今冬にセンターバックの新戦力確保が最優先事項となっていた中で、デミラル獲得へ移籍金5700万ユーロ（約72億円）のオファーを提示したものの、ユベントスはこれを却下したようだ。
なお、リバプールは今冬のマーケット期間最終日にEFLチャンピオンシップ（イングランド2部）のプレストン・ノースエンドからDFベン・デイビスを獲得している。また、1月28日に行われたプレミアリーグ第20節・トッテナム・ホットスパー戦では元カメルーンDFジョエル・マティプが負傷退場しており、同選手は今季中の復帰が絶望的となっている。
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