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アビスパ福岡DFサロモンソン、来年以降に母国復帰も「引退間近で戻りたくはない。今でも…」

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 明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡の元スウェーデン代表DFエミル・サロモンソンが来シーズン以降の去就について自身の考えを明かしているようだ。17日、スウェーデンメディア『fotbollskanalen』が伝えている。

 サロモンソンはアルスベンスカン(スウェーデン1部)のIFKヨーテボリから2019年にサンフレッチェ広島へ完全移籍により加入する。海外挑戦1年目はJ1リーグ19試合に出場。そして昨季はアビスパ福岡に1年レンタルにより加わると、主力としてJ2リーグ39試合でピッチに立ちJ1リーグ昇格に大きく貢献していた。また、アビスパ福岡首脳陣は同選手のパフォーマンスを高く評価し、年明けにサンフレッチェ広島から完全移籍での獲得を決めている。

 再びJ1リーグの舞台に臨むサロモンソンだが、スウェーデンメディアのインタビューにおいて「我々はJ1昇格という目標を掲げていたし、僕自身も新しいことに挑戦していた。目標を達成することができて喜んでいるし、僕も(J2リーグで)アシストのタイトルを手に入れることができたよ」と充実感に溢れた昨シーズンを振り返っている。

 また、今季もアビスパ福岡でのプレーを決断したことについては「さらに1年間プレーすることでサインしたよ。J1リーグに昇格しようがしまいが、僕がクラブに残ることを彼ら(アビスパ福岡)が望んでいるのははっきりしていた。もう一度J1リーグで自分自身の力を試したかったし、クラブとの交渉はとてもスムーズに進んだよ」と語っている。

 ただ、来季以降の去就について問われると「ひとりの選手として高いレベルにあるタイミングでアルスベンスカン(スウェーデン1部)に戻って数シーズンプレーしたいね。引退間近でスウェーデンに戻りたくはない。ヨーテボリとは今でも少しだけだけど連絡をとっているよ」と語っており、古巣復帰の可能性がつねにあることを示唆している。