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横浜F・マリノス移籍が噂されるFWレオ・セアラーがフリーに!今季ブラジル2部で14得点

横浜F・マリノスのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスへ加入する可能性がささやかれるブラジル人FWレオ・セアラーが今年1月末にECヴィトーリアを退団することが確実になったようだ。15日、ブラジルメディア『BAHIA NOTICIAS』が報じている。

 レオ・セアラーは2010年からECヴィトーリアに籍を置いているが、2016年にFC琉球へ1年レンタルで加入。その後はブラジル国内クラブへの2度のレンタル移籍をへて2019年に復帰していた。しかし、ECヴィトーリアは今季、ここまでカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)で34試合を終えて勝ち点38の獲得にとどまっており、降格圏の17位に沈んでいる。

 一方で今年1月末に現行契約が満了を迎える同選手の去就を巡っては、かねてから横浜F・マリノスへの移籍が噂されているほか、最近になり本人が自身のインスタグラムアカウントで横浜F・マリノスの選手をはじめ関係者をフォローしていることが話題に上がっている。

 その中、本人はバイーア州の地元メディアのインタビューにおいて「僕は10年にわたってこのクラブに在籍したけど、我々が置かれている現状にとても悲しんでいる。僕は頭を高く上げてここから去りたいと思っている。それまでの残り数試合ではベストを尽くすよ。ヴィトーリアは降格に値しないクラブだよ」と語り、ヴィトーリア退団を明言した。

 なお、レオ・セアラーは今季ここまでリーグ戦30試合に出場し14ゴールをあげており、得点ランキングで2位につけている。チーム状況が思わしくない中でひとり気を吐いていた同選手は、再びJリーグの舞台に新天地を求めるかもしれない。