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FC東京、12月にジュビロ磐田からGK特例措置で加入の志村滉が退団。ギラヴァンツ北九州へ完全移籍

FC東京のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのFC東京は5日午前、昨年12月に期限付き移籍により加入していたGK志村滉が期間満了に伴い退団することを公式発表している。

 志村滉は市立船橋高等学校をへて2015年にジュビロ磐田へ入団。翌2016年には公式戦10試合でゴールマウスを守ったものの、バックアッパーとしてベンチを温めることが多く、2020シーズンもJ2リーグ7試合で先発出場にとどまっていた。

 一方、AFCチャンピオンズリーグにも出場していたFC東京は正守護神であるGK林彰洋が右膝前十字靭帯損傷および外側半月板損傷という大怪我を負ったことにより、ゴールキーパーの確保が急務となる中、シーズン終盤の12月にゴールキーパーのみ移籍期間以外でも獲得可能であるという特例措置により志村滉の獲得に踏み切っていた。志村滉はFC東京に在籍したことについて「1ヶ月という、とても短い時間でしたが、FC東京として戦えて光栄に思います。ありがとうございました」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 また、保有元のジュビロ磐田は同選手が2021シーズンからギラヴァンツ北九州へ完全移籍することを公式発表している。本人はジュビロ磐田で6シーズン過ごしたことについて「この度、ギラヴァンツ北九州へ完全移籍することになりました。6年間という時間をジュビロ磐田で過ごすことができ、とても幸せです。難しい決断でしたが、新たな環境で挑戦することに決めました。ジュビロ磐田で過ごした時間は僕の一生の宝物です!ジュビロ磐田に関わる全ての方々に感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を残している。

 そして新天地のギラヴァンツ北九州に対しては「この度ジュビロ磐田から完全移籍で加入することになりました。志村滉です。ギラヴァンツ北九州に関わる全ての皆様と共に強い覚悟を持って全力で戦いたいと思っています。皆様にお会いできるのを楽しみにしてます。応援よろしくお願いします!」とメッセージを送った。