ファブレガス
「他のイングランドクラブでは絶対プレーしない」
現在モナコに所属しているスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、アーセナルでプロデビューをした上、7年間にわたり同クラブを支える存在となった。そして、2011年8月15日に同クラブを離れバルセロナへと移籍した際には「他のイングランドクラブでは絶対プレーしない」と明言した。
その言葉は大きな失望を呼ぶことになる。ファブレガスは再びプレミアリーグで戦うこととなっただけではなく、同じロンドンであり、アーセナルの宿命のライバルであるチェルシーに移籍を果たしたのだ。
2014年6月13日、同選手の加入が公式に発表された際、複数のアーセナルサポーターは怒りを隠せず、セスクのガナーズのユニフォームを街中で燃やしていたようだ。
ベルナルデスキ
「11年間フィオレンティーナのユースに所属した選手がユベントスに行けるわけがない」
ユベントスの魅力は人の判断に大きな影響を及ぼす。同コラムで紹介したキエーザとカペッロの他にイタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキもビアンコネーリからのコールを断ることができなかった。
2014/15シーズン終了後の移籍期間。ベルナルデスキのユベントスへの移籍が話題となったものの、その時点で同選手はオファーを断った。そして、同選手は2015年1月にこの選択を振りかえり「11年フィオレンティーナのユースに所属した選手がユベントスに行けるわけがない」とコメントを残していた。
しかし、その発言から2年半後の2017年7月24日にベルナルデスキは育ててくれたヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)を離れることを決断。ライバルチームであるユベントスへと移籍を果たすこととなった。
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