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京都サンガ、今季J2で22得点ピーター・ウタカとの契約更新を発表

ヴェイレBK在籍時のピーター・ウタカ 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグの京都サンガは18日午後、FWピーター・ウタカと来季も契約することを公式発表した。

 ナイジェリアとベルギーの国籍を持つウタカは、中国の複数クラブをへて2015年に清水エスパルスに加入する。その後、サンフレッチェ広島、FC東京に籍を置いた後、2018年に一度日本を離れたが、同年7月にデンマークのヴェイレBKから徳島ヴォルティスに移籍。再来日を果たすと、昨季はヴァンフォーレ甲府で公式戦40試合に先発出場し、今季は京都サンガで37試合に先発出場と多くの出場機会を得ていた。

 その中、京都サンガが曺貴裁氏を指揮官として招へいしたことにより、去就が不透明という報道も駆け巡っていたが、今季22得点のストライカーは残留を決断している。

 ピーター・ウタカは来季も京都サンガでプレーすることについて「来年も京都サンガF.C.のファミリーの一員となる喜びと誇りを感じています。今年は目標を達成できなかったですが、来年こそは、京都サンガF.C.に関わる全ての方々の夢、J1昇格を叶えるためにも更なるハードワークを、チャレンジをしたいと思います。サポーター、スタッフ、チームメイト、家族、そして古都京都、全ての方々の今年のサポートに感謝を伝えたいと思います。そして来年、もう一度、一丸となり昇格を目指しましょう」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。

 今年から亀岡市内に建設された新スタジアムを本拠地とする京都サンガは、2010年のJ2リーグ降格を最後にJ1リーグに名を連ねたことがない。来季こそチームで必要不可欠なストライカーとともにJ1の舞台に返り咲くことを多くのファンが強く望んでいるはずだ。