ラ・リーガ

ラ・リーガ2部降格のエスパニョール。2006年の劇的回避を振り返る

コロ 写真提供: Gettyimages

 8日に行われたラ・リーガ第35節、バルセロナ対エスパニョールのカタルーニャ・ダービー。0-1で敗戦を喫したエスパニョールは直近4連敗となり、1994年以来27年ぶりのセグンダ(ラ・リーガ2部)降格が決定した。

 今季は残念な結果に終わったが、この27年間中にエスパニョールが降格の危機からギリギリで逃れた劇的なシーンを紹介しよう。遡ること2006年5月13日、降格がかかったリーグ最終節のレアル・ソシエダ戦。試合は無得点で進み降格は免れないかと思われたが、ロスタイムに突入後の91分にFWコロことフェラン・コロミナス(現FCゴア所属)が得点を挙げてチームを救い、会場は熱狂の渦となった。また同シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)で、エスパニョールは4回目の優勝を果たしている。

 当時エスパニョールを降格から救ったコロの得点シーンがこちら。(表示されない場合はこちら


 なお、第35節でMSGトリオ(FWアントワーヌ・グリーズマン、FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス)の連携を発揮し、スアレスが決勝点を挙げて直近2連勝としたバルセロナは、現在首位のレアル・マドリードに勝ち点1差まで迫っている。