欧州その他

ベラルーシリーグが延期、リーグに初の感染者?

写真提供: Gettyimages

 新型コロナウイルス感染の疑いを受け、ベラルーシプレミアリーグの試合が延期された。11日、英メディア『スカイ・スポーツ』が報じている。

 ベラルーシは新型コロナウイルスがパンデミックの中、ヨーロッパで唯一サッカーリーグを中断しなかった国である。新型コロナウイルスによる試合延期は多くの国内外のファンに衝撃を与えた模様だ。ベラルーシサッカー連盟は今回の事件を重く受け取っており、調査を進めている模様。

 一方、ベラルーシの大統領であるアレクサンドル・ルカシェンコ氏は、度々メディアで新型コロナウイルスを軽視する発言をしてきた。彼はウイルスに対する恐れを「精神病」と呼び、ウォッカを飲むこと、サウナを訪れること、またはアイスホッケーをして病気に打ち勝つことなどさまざまな提案をしてきた。

 これまでにベラルーシでは約24,000例の感染者が確認されており、130人以上が死亡している。今回のリーグ戦延期を受け、ルカシェンコ氏はこれまで新型ウイルスに抱いてきたイメージを変える事となるだろうか。

新型コロナ拡大による世界のサッカーリーグ状況まとめ【情報更新中】