Jリーグ

Jリーグ、今シーズンの大会方式変更を発表!大会不成立の可能性も…

Jリーグ 写真提供: Gettyimages

 日本プロサッカーリーグは15日、2020シーズンの明治安田生命Jリーグの大会方式変更を公式に発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く日本。Jリーグはすべての大会を中断しており、具体的な再開の目処も立っていない。その状況の中、日本プロサッカーリーグは大会方式の変更を発表した。

◆昇格と降格についてのルール変更

1.J2からJ1への昇格はリーグ戦上位2クラブの自動昇格とし、J1参入プレーオフは開催しない。

2.J3からJ2への昇格はリーグ戦上位2クラブの自動昇格とする。

3.クラブライセンス交付判定を受けていないクラブがリーグ戦上位22クラブとなった場合、3位以下の繰り上がり昇格はしない。

4.上記1、2 は、各カテゴリーで「基準試合数」以上の試合を開催した場合のみ適用する。

「基準試合数」以上の開催:全試合数の75%。かつ、全クラブが 50%(ホーム、アウェイ問わず)を開催。ただし、不測の事態が発生した場合は理事会にて決定する。

5.「基準試合数」を満たさなかった場合は大会が成立しなかったものとみなし、当該カテゴリーにおける順位決定は行わず、昇格は行われない従って、2021 シーズンのクラブ数は、J1:18~20、J2:20~24、J3:14~18 となる。

◆賞金と表彰についてのルール変更

1.各カテゴリーにおいて「基準試合数」を満たさなかった場合は大会が成立しなかったものとみなし、賞金は支払わない。また、各種表彰も行わない。

2.大会が成立しなかった場合の公式記録は参考データとする。選手個人の出場実績(試合数、得点等)は個人記録として算入する。