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アイルランドプロリーグ史初の日本人フィールド選手、佐々木祐太がJ3岩手に移籍

写真提供:sseairtricityleague

 J3リーグいわてグルージャ盛岡は、アイルランド2部のキャビンティーリーに所属する佐々木祐太の、2020シーズンからの完全移籍加入を発表した。12月6日に、クラブの公式サイトで伝えている。

 2019年7月にキャビンティーリーに移籍した佐々木は、アイルランドのプロリーグでプレーする日本人初のフィールドプレイヤー(GK以外の全ての選手を指す)となった。それまでにアイルランドでプレーしたことがあるのは、2003/04シーズンの元GKの高田寿典のみ。佐々木の移籍はアイルランド国内で話題になり、日本大使館からも祝福を受けた。

https://www.facebook.com/JapanInIreland/posts/2413994948882961?comment_id=2414068492208940&comment_tracking=%7B%22tn%22%3A%22R%22%7D

 まだ23歳である佐々木だが、パラグアイの2部やドイツの5部などでのプレー経験を持つ。またアイルランドに渡ってからは、4部と3部のクラブを経てトップリーグを目指すキャビンティーリーに加入した。佐々木は、いわてグルージャ盛岡への移籍に際し、以下のようにコメントしている。

「今回Jリーグという幼い頃から目標にしてきた舞台に立てることを嬉しく思うと同時に、家族をはじめ今まで自分に関わっていただいた全ての方々に感謝したいです。また多くの子供達に夢を与えられる選手へと成長し、いわてグルージャ盛岡に関わる皆様と共に歩んでいければと思います。海外で培った全てを出し切ってチームに貢献できるように頑張ります」