ミランやレアル・マドリード、ユベントスといったビッグクラブの監督を務めてきたファビオ・カペッロ氏が、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに厳しい言葉を残した。イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じている。
日本時間111日に行われたミラン戦に先発出場を果たしたC・ロナウド。しかし、パフォーマンスは振るわず55分にパウロ・ディバラに代わってピッチを後にしている。ただ、同選手はベンチに下がらずに、直接スタジアムの通路へ下がり、スタジアムを後にしたという。この行動に対しカペッロ氏は「敬意を払う必要がある」と厳しい言葉を残している。
今シーズン、思うような結果を残せていないC・ロナウド。カペッロ氏は以下のように語っている。
ファビオ・カペッロ
「彼はうまくプレーできていないし、交代させたのは正しい判断だっただろう。彼がベンチに下がらずに、サッリに悪態をついたという事実は綺麗な絵にはならない。
物事が順調に進んでいるときだけでなく、交代でベンチに下がるときもチャンピオンである必要がある。彼は現時点でうまくいっていないが、ディバラは素晴らしいね。
この3年間、ロナウドがどの相手にもドリブルをできていないというのが真実だ。私は彼が選手を抜いて、相手を困らせていたことを思い出すよ。
今となっては、それを見られる機会はない。ドウグラス・コスタとパウロ・ディバラがそれをしているね。
私だったら、彼はチームメイトに敬意を払わなければいけないと伝えるだろう。もし私が彼をベンチに下げることがあれば、それは試合に勝ちたいからだ」
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