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ゴールデンボーイ賞候補、レアルの神童ら20名が選出!ムバッペがいない理由とは…?

キリアン・ムバッペ 写真提供: Gettyimages

 イタリア紙『トゥットスポルト』が主催するヨーロッパで最も活躍した21歳以下の選手へ送られるゴールデンボーイ賞候補の20名が15日に発表された。

 候補者にはレアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールやバルセロナの16歳FWアンス・ファティ、昨年の受賞者ユベントスのオランダ代表DFデ・リフトなどが選出された。

 今回発表された20名は以下の通り。

ビニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
ロドリゴ・ゴエス(レアル・マドリード)
アンス・ファティ(バルセロナ)
ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード)
イ・ガンイン(バレンシア)
フェラン・トーレス(バレンシア)
アンドリー・ルニン(バジャドリード)
マタイス・デ・リフト(ユベントス)
ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)
ニコロ・ザニオーロ(ローマ)
アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン・ミュンヘン)
カイ・ハフェルツ (レバークーゼン)
デヤン・ヨヴェリッチ(フランクフルト)
ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
マテオ・ゲンドゥージ(アーセナル)
モイーズ・キーン(エバートン)
メイソン・マウント(チェルシー)
ドニエル・マレン(PSV)
アーリング・ハーランド(ザルツブルク)

 そんな、20人の候補者の中に2017年に受賞したフランス代表FWキリアン・ムバッペの名前がないことに疑問に思った人もいるのではないだろうか。

 ムバッペがノミネートされていない理由を以前、この賞を監督するマッシモ・フランキ氏が以下のように説明している。

マッシモ・フランキ

「この賞の“哲学”は毎年、新しい選手が受賞することだ。それは、2005年にメッシ(当時18歳)が受賞してから始まったもの。彼はまだ十分に若かったが翌年以降も、2度目の受賞をすることはなかった。

ムバッペは昨年、ゴールデンボーイ賞を手にしてから1ヶ月後に、バロンドールの投票で7位になった。彼はモナコでリーグ優勝を1度経験しただけなのにだ。そして今年、パリ・サンジェルマンで活躍し、代表ではワールドカップで優勝した。いまや、バロンドール受賞の有力候補のひとりだろう。

バロンドールに手が届きそうな選手が、今さらゴールデンボーイ賞に戻る必要はない。過去に、メッシやルーニーがそうであったようにね。受賞の条件は満たしているため、ムバッペは候補には入った。規定上、2年連続の受賞もありえた話だが、それは大学を卒業した者が、わざわざまた入学して試験を受けるようなもの。彼はもう、次のレベルに進んだ」