セリエA インテル

インテル対ユーベの好カードは、後半に勝負が決まる?

写真提供: Gettyimages

皆さんがご存知の通り、イタリアダービー、ユベントス対インテルは注目される勝負の1つです。今年はなおさらだ!両チームは新体制をとって、再スタートを切った。そして、両監督はこの勝負で自分のチームは今シーズンどこまで行けそうなのを測ることができる。

コンテ監督はリーグ開始から負けなしです。2011年からセリエA優勝しているユーベを相手にも、今のインテルが通用するかどうかを試すことができる。仮に負けても、これから修正すべきことが見えてきて、インテルが今以上強くなるでしょう。

サッリ監督はもう少しプレッシャーに追われている気がする。今のインテルは間違いなく強敵です。サッカーの内容というより、「泥臭くても勝つ」というコンテの哲学が選手に吸収されて、勢いが半端ない。ユベントスが負けた場合、ランキング的に5点差がつく上、インテルに自信を与える。勢いでリーグ優勝まで行ってしまうかもしれません。

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両チームの現状

インテルもユヴェントスもチャンピオンズリーグで戦ってから、この試合に挑むことになる。

インテルにとってチャンピオンズリーグが苦しい状況になったので、リーグ戦に全てをぶつけるでしょう。バルセロナ戦の負けは響くことも考えにくい。試合結果は良くなかったが、特に前半のインテルが見せた内容は以上に良かった。

ユーベの調子もいい。リーグ始まった時は新体制が整うまで時間がかかりそうだったが、ユーベのエンジンがフルパワーに近づいている。また、リーグ戦で戦うユーベとチャンピオンズリーグで戦うユーベは明らかに違う。チャンピオンズリーグ優勝のために、CLをメインに力を入れている印象はある。

リーグ戦で手を抜いていると言っているわけじゃないが、CLの修正のために今まで戦った印象を受けます。サッリは昔ターンオーバー嫌いで有名だったが、ビッグクラブの指導者としての経験を積み、今はチームのバランスをちゃんと考えている。しかし、スクデットを自ら捨てるわけじゃない。今週のビッグゲームはベストの体制で挑むでしょう。

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全ては後半に決まりそう…

少なくとも、両チームはチャンピオンズリーグと少し違うメンバーで試合に挑む。特にユーベです。サッリはおそらくベルナルデスキを休ませて、ラムジーを使う。

そして、一番の課題はクリスティアーノ・ロナウドとコンビを組む選手になる。メインでずっと出場したイグアインは限界に近づいているので、リーグ開始からスタメンのチャンスを待っているディバラが使われることも考えられる。間違いなくピアニッチだけは疲れても出場させられるでしょう。今年のユーベには彼キープレイヤーになっているのだから。

インテル側は軽い怪我でバルセロナ戦を休んでいたルカクは戻ってくるでしょう。ルカクの調子が良ければ、コンテはこんな大事な時に休ませるわけがない。そして、修正がまだ必要なユーベのDFを相手にポリターノが使われる可能性がある。彼のスピードはユーベに大きなダメージを与えることができる。

しかし、両チームはチャンピオンズで戦ったことで疲れているに違いない…この勝負は余程のことが起きなければ、両監督の判断で決まる可能性が高い。後半に入ってからどの選手を交代される、そしてどのタイミング交代されることで流れが一気に変わるでしょう…

名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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