留まるところを知らない移籍金バブルの影響もあるが、近年のバルセロナは移籍市場で派手な立ち回りが目立っている。ブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョの獲得に約217億円を費やしたことや、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの獲得に約146億円を費やしたことは記憶に新しい。
しかし、数年前までのバルセロナは有望な選手を格安で獲得することが得意なクラブだった。今回は、そんなバーゲン価格でバルセロナが獲得に成功した7人の選手をご紹介する。
サミュエル・ユムティティ
移籍金:2500万ユーロ(約29億7000万円)
2016年にオリンピック・リヨンからバルセロナに加入したユムティティ。すでに移籍金バブルが始まっていた状況の中で、有望かつ希少な左利きのCBを30億足らずで獲得できたのは素晴らしい。
自身の負傷や同じく左利きのクレマン・ラングレの加入もあり、厳しい競争の中に身を置くユムティティだが、その実力に疑いの余地はない。バルセロナの素晴らしい補強の1つだ。
ハビエル・マスチェラーノ
移籍金:2000万ユーロ(約23億8000万円)
2010年にリバプールからバルセロナに加入したマスチェラーノ。ジョゼップ・グアルディオラ当時監督にCBにコンバートされると、不動のCBとして黄金期のチームを支え続けた。
バルセロナがマスチェラーノ獲得のために支払った移籍金はわずか24億円程度。リバプールでの実績を考えれば、当時としてもお買い得だったはずだ。
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