セリエA フィオレンティーナ

15位フィオレンティーナ、指揮官モンテッラが最終節ベンチ入り禁止に。セリエB降格の可能性も

フィオレンティーナのビンチェンツォ・モンテッラ監督 写真提供:GettyImages

 フィオレンティーナのビンチェンツォ・モンテッラ監督は今週末に行われるセリエA最終節を含む2試合でベンチ入り禁止処分が下されている。現地時間21日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 モンテッラは4月10日に4年ぶりとなるフィオレンティーナ指揮官に就任したものの、クラブは20日に行われたユベントス戦以降リーグ戦5連敗を喫するなど苦境に立たされている。

 またフィオレンティーナは2月中旬に行われたセリエA第24節・SPAL戦以降勝利から見放されていることもあり、1試合を残して勝ち点40の15位まで転落している。

 その中、モンテッラ監督は前節のパルマ戦で審判に対して侮辱的行為を働いたことにより、イタリアサッカー連盟(FIGC)は同監督に対してリーグ戦2試合のベンチ入り禁止処分を下したことにより、最終節では指揮を執れなくなっている。

 なお、フィオレンティーナはその最終節で18位と降格圏に沈んでいるジェノアと対戦する。ジェノアとフィオレンティーナの勝ち点差が3であるだけに、この試合の勝敗結果が両クラブの今後を左右する可能性が高い。