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アーセナル守護神チェフ、今夏現役引退後は古巣チェルシーSDに就任か

アーセナルのペトル・チェフ 写真提供:GettyImages

 アーセナルの元チェコ代表GKペトル・チェフは今夏の現役引退後に古巣チェルシーのフロントに入閣する可能性があるようだ。現地時間21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 チェフは2004年夏にスタッド・レンヌからチェルシーに加入すると正守護神として4度のプレミアリーグ制覇に加えて2011/12シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)、そして翌2012/13シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)のタイトル獲得に大きく貢献した。

 その後ベルギー代表GKティボー・クルゥトワにポジションを奪われたこともあり、2015年夏にアーセナルへ移籍すると再び正守護神としてチームを支えたが、36歳となった今季に現役を退くことを決断している。

 同選手の現役引退後の去就について注目を集めているが、チェルシーが2017年以降空席となっているスポーツディレクター職を用意するという報道が飛び交っているようだ。

 ただ本人は自身のSNSを通じて、現役引退後については今季最終戦となるヨーロッパリーグ(EL)決勝・チェルシー戦の後に明確にすることを述べるとともに、今はチェルシー戦に向けて集中する姿勢を打ち出している。

 奇しくもEL決勝で古巣対戦を迎えるチェフであるが、果たして同選手の心境はどのようなものであるのだろうか。