アトレティコ・マドリード チェルシー

やはりバルサが有力?グリーズマンの移籍先候補5クラブ

現地時間14日に今シーズン限りでのアトレティコ・マドリード退団が発表され、一躍注目を集めているフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン。サッカー界は、「彼はどのクラブへ移籍するか?」の話題でもちきりとなっている。数多くのビッグクラブが注目を集めているであろうグリーズマン。今回は移籍先候補の5クラブをご紹介する。


リバプール

モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ。リバプールが誇る3トップは欧州屈指の破壊力を持つ。この3人だけで今シーズンは56ゴールを稼ぎ出した。ただ、リバプールには4人目の点取り屋になれる選手が現れなかった。アレックス・オックスレイド=チェンバレンが負傷していたこともあるが、開幕当初にその役割を期待されたナビ・ケイタは不発に終わった。

そこでグリーズマンだ。有力な4人目の点取り屋候補となるだろう。彼のインテリジェンスや能力を考えても、ユルゲン・クロップ監督の下で十分にプレーできるはずだ。ただ、リバプールではスタメンの座が保証されることはないだろう。そして、ケガ人が復帰する中で彼らが投資するポジションはFWにならないはずだ。この移籍が起こる可能性は極端に低いだろう。


マンチェスター・ユナイテッド

チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したユナイテッドは、新シーズンを新鮮なものにするために、最低でも1人はビッグネームを補強したがっているだろう。過去に何度も、ユナイテッドがグリーズマンの獲得に動くという類の報道はなされてきた。それらが事実だとすれば、アトレティコ退団が発表された今こそ、絶好のタイミングだ。ただ、ユナイテッドは他のトップ6同様、育成期間に力を入れ、移籍市場でも若手選手を探しているとされている。グリーズマンがそこに入る余地があるかはわからない。


チェルシー

補強禁止処分が下され、今後2回の移籍市場で補強が行えないチェルシー。スポーツ仲裁裁判所に訴えを起こしてはいるものの、今夏の移籍市場までに処分が覆る可能性は低いとみられている。

そんなチェルシーだが、彼らには2人の選手が必要だ。1人はゴールをコンスタントに奪える選手。もう1人はエデン・アザールがレアル・マドリードに移籍した場合、彼にとって代わりチームの中心となれる選手だ。グリーズマンはそのどちらをもこなすことができるだろう。ただ、彼らには補強禁止処分という足かせがついている。


バルセロナ

現在最も有力な移籍先とみられているのがバルセロナだ。昨夏にもバルセロナへの移籍が噂されたが、グリーズマンは残留を宣言。ただ、同クラブはグリーズマンの獲得をあきらめていないようだ。

しかし、フランス『フット・メルカート』などがバルセロナのグリーズマン獲得を報じる中で、フィリペ・コウチーニョの代理人はそれを否定している。コウチーニョの代役として獲得するという報道に対して「グリーズマンがコウチーニョの代わりにバルセロナに加入するというのは真実ではない」と語っている。今後も様々な情報が交錯するだろうが、バルセロナが有力な候補であることに変わりはないはずだ。


パリ・サンジェルマン

有力とみられているグリーズマンのバルセロナ移籍に待ったをかけようとしているのがPSGだ。スペイン紙『アス』によれば、PSGはバルセロナよりも好条件を提示し同選手の獲得に動いているという。PSGから規格外のオファーがあれば、グリーズマンも無視はできないだろう。PSGとしても母国のスター選手であり、CLでの戦いにおいても助けとなれる同選手の獲得は実現させたいはずだ。


 

名前:菊池大将
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