バルセロナのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチは改めて残留の意思を明確に示しているようだ。現地時間27日、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』が伝えている。
バルセロナは2位・アトレティコ・マドリードとの勝ち点差が9の状態でラ・リーガ第35節・レバンテ戦に臨むと、後半にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがネットを揺らし、この1点を守りきって勝利を掴むとともにホームのカンプ・ノウで優勝を果たした。
またラキティッチは今週なかばに行われた第34節・アラベス戦はエルネスト・バルベルデ監督より休養を与えられていたが、このホームゲームでは先発フル出場を果たしチームの勝利に貢献した。
そのラキティッチは試合後のインタビューにおいて「我々は今晩、タイトルを勝ち取るに値した」とリーグ優勝を果たしたことに誇りを感じている様子を見せると「僕はバルセロナで本当に幸せだし、このクラブのために生きている」と今夏残留の思いを改めて語っている。
また同選手は「僕は自分のキャリアにおいて他の場所に行くつもりはない。新契約を結ぶという出来事が僕にやってくることを願っている」と語るなど、バルセロナに対する愛情をあらわにしている。
なお、ラキティッチは2021年夏まで契約期間を残しているものの、中盤センターのポジションで被るアヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが来季より加入することが内定していることに加え、バルセロナ首脳陣は同選手の年俸引き上げと契約延長に応じない姿勢を見せていると伝えられており、依然として去就が不透明な状況となっている。
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