バルセロナ マンチェスター・ユナイテッド

バルサ、過去にポグバ獲得を狙っていた!? ユナイテッドとの争奪戦で敗れる

ユベントス在籍時のポール・ポグバ 写真提供:GettyImages

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は現在マンチェスター・ユナイテッドに所属しているフランス代表MFポール・ポグバについて、過去に獲得を狙っていたことを明かしているようだ。現地時間8日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ポグバは2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドからユベントスにフリーで加入すると、チームに4度のスクデットをもたらすなど驚異的なキャリアアップを遂げており、2016年夏に1億500万ユーロ(約132億円)+ボーナス500万ユーロ(約6億円)という巨額の移籍金を伴ったユナイテッドに復帰している。

 ただバルトメウ会長は「2015年にポグバはユベントスでプレーしていた。我々はもし彼らがポグバを放出するという決断を下すのでああれば、我々は彼の獲得に興味を示すだろうということを伝えていた」と過去にポグバ獲得に向けてユベントス首脳陣とコンタクトをとっていたことを明言。

 また同会長は「ユナイテッドからオファーが届いたと彼らが我々に対して伝えてきた時、我々は単に移籍金を引き上げることができなかった」と金額面でユナイテッドとの争奪戦に敗れたことも明かしている。

 そしてポグバ自身については「ポグバはユベントスで飛躍的な成長を遂げた。彼は世界中で名の知れた選手のひとりだ」と語っており、高く評価しているようだ。

 ユベントス退団直前にはユナイテッド以外にもレアル・マドリード、バルセロナをはじめ数多くのビッグクラブからこぞって関心を寄せられたポグバであるが、今夏にはレアル・マドリードとのビッグディール成立の可能性が謳われている。バルセロナとしては悔しさばかりが残る獲得失敗劇となっていることだろう。