ラ・リーガ バルセロナ

バルサ、ラキティッチの今夏放出を検討か。契約延長交渉に応じず

バルセロナのイバン・ラキティッチ 写真提供:GettyImages

 バルセロナはどうやらクロアチア代表MFイバン・ラキティッチの今夏放出を前向きに考えているようだ。現地時間25日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。

 2021年夏まで契約期間を残しているラキティッチの去就を巡っては、バルセロナが今冬にアヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが来季から加入することで合意に至ったことから、今夏退団の可能性がささやかれていた。

 同選手の代理人や本人は残留を望むコメントを残しており、年俸の引き上げを求めているものの、クラブ首脳陣は一貫して契約延長交渉を行わない姿勢を見せている模様。

 またラキティッチにはチェルシーやインテルなど国外の複数クラブが興味を示していると伝えられている中、バルセロナは今冬にパリ・サンジェルマン(PSG)からのオファーを拒否していた。

 2014年夏にセビージャから加入し、バルセロナでここまで通算251試合に出場し33ゴールをあげているラキティッチであるが、本人の希望とは裏腹に今夏に大きな決断を迫られることになるのだろうか。