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2月中に解任も?苦しい立場にある3人の監督

今冬の移籍市場も終わりを迎え、より試合への注目度も増していくだろう。各国リーグ戦の順位争いも熾烈になっている。結果を出さなければ、クビというのがプロの世界。チームを率いる監督にとっては難しい時期であることも事実だ。そこで今回は、解任が近いかもしれないプレミアリーグの監督3名をご紹介する。


エウゼビオ・ディ・フランチェスコ

クラブ:ローマ

順位表では4位のミランに勝ち点1差の5位につけているローマだが、状況は芳しくない。ウディネーゼやSPALなど、格下クラブからの取りこぼしが多く、試合内容も決して良いとは言えない状況だ。監督のディ・フランチェスコにはかねてから解任の噂が付きまとっていたが、コッパ・イタリア準々決勝でフィオレンティーナに1-7の大敗を喫したことでその立場が危ぶまれている。次節ミラン戦の結果次第では解任に踏み切るのではないかと報じるメディアもあるほどだ。


クロード・ピュエル

クラブ:レスター・シティ

ビチャイ・スリバッダナプラバ前会長の急逝があり、精神的にも難しいシーズンを戦っているレスター。しかし、それを言い訳にできないほど、最近の同クラブは苦しんでいる。31日に行われたリバプール戦を1-1の引き分けで終えたものの、それ以前のリーグ戦では8試合連続黒星。FAカップでは4部のニューポート・カウンティに敗戦を喫するなど、不甲斐ない戦いが続いている。チェルシーやマンチェスター・シティといった強豪を相手に善戦を見せているレスターではあるが、このままいけば監督ピュエルのクビが飛ぶ日も近い。


マウリツィオ・サッリ

クラブ:チェルシー

ジョルジーニョとともにイタリアからやってきたサッリは、チェルシーの監督に就任した当時、多くの期待とともに歓迎された。シーズン開幕から順調に白星を重ね、チャンピオンズリーグ(CL)圏内の地位を確実なものにするかと思われたが、徐々に計算が狂い始めている。格下クラブからの取りこぼしが増え、気づいてみればCL圏内からはじき出されている。サポーターの中にもサッリの解任を求める声が少しづつ増え始めている。現実的に解任の可能性は低いが、このままの調子でいくとひょっとするかもしれない。


名前:菊池大将
趣味:サッカー観戦、映画鑑賞、読書
好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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