セリエA ジェノア

レバンドフスキ2世が今冬ミランへ。ジェノアが輩出した歴代高額移籍ベスト5

昨夏にジェノアでセリエA初挑戦を果たしたポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクは瞬く間にゴールを量産し、わずか半年でステップアップを果たしている。そこで今回はジェノアから高額で移籍した選手5人を紹介する。


5位:レオナルド・パボレッティ

移籍金:1620万ポンド(約23億円)
ポジション:FW
国籍:イタリア
移籍先クラブ:ナポリ
加入時期:2017年冬

※写真はカリアリ在籍時

キャリアのはじめは下部リーグを渡り歩いていたパボレッティであったが、2014年にサッスオーロでセリエA得点をマークすると、そのサッスオーロからジェノアに加入して自身の決定力をいかんなく発揮。2015/16シーズンには2桁得点をマークするなど、ブレイクを果たした。ただ2016/17シーズンの後半戦をナポリで過ごしたものの、出場機会には恵まれず今はカリアリに在籍している。


4位:アンドレア・ラノッキア

移籍金:1665万ポンド(約24億円)
ポジション:DF
国籍:イタリア
移籍先クラブ:インテル
放出時期:2011年冬

2008年からジェノアに在籍しているものの、早くからラノッキアの才能を高く評価していたインテルが2010年夏にレンタル先のバーリから復帰したタイミングで共同保有権を取得。翌2011年1月にはインテルへ移籍すると主力としての活躍を期待されていたものの、数シーズンに渡り低調なパフォーマンスに終始したこともあり、2016年にサンプドリア、翌2017年にはハル・シティへレンタル放出されている。


3位:ピエトロ・ペッレグリ

移籍金:1890万ポンド(約27億円)
ポジション:FW
国籍:イタリア
移籍先クラブ:モナコ
放出時期:2018年冬

2016/17シーズンに15歳280日という異例の若さでセリエAデビューを飾ったペッレグリは、そのシーズンの最終節・ローマ戦で開始早々にネットを揺らし、史上3番目の若さでのゴールを挙げた選手として話題になっていた。ただ昨夏のモナコ加入以降はハムストリングスを負傷すると以降も伸び悩みが続いている。


2位:ディエゴ・ミリート

移籍金:2250万ポンド(約32億円)
ポジション:FW
国籍:アルゼンチン、イタリア
移籍先クラブ:インテル
放出時期:2009年夏

ディエゴ・ミリートがジェノアのサポーターから愛された選手のひとりだ。一度スペインのレアル・ザラゴザへの完全移籍でジェノバの地を離れたものの、2008年夏の復帰決定にはファンの間で歓喜が沸き起こっていた。しかしわずか1シーズンでインテルへの放出を余儀なくされている。そのインテルでも絶対的ストライカーとして名を馳せ、ジョゼ・モウリーニョ監督のもと三冠達成に大きく貢献するとともに、UEFA年間最優秀選手賞を受賞している。


1位:クシシュトフ・ピョンテク

移籍金:3150万ポンド(約45億円)
ポジション:FW
国籍:ポーランド
移籍先クラブ:ミラン
放出時期:2019年冬

ポーランド1部のKSクラコヴィアから昨夏に加入したピョンテクは、今季開幕から公式戦8試合連続でゴールを決めるなどセリエA初挑戦にして驚異の得点能力を発揮。セリエA初挑戦からわずか1ヵ月でビッグクラブからの関心が伝えられると、レバンドフスキ2世として広く知られるようになった。その中、今冬にユベントスからレンタル獲得していたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインがチェルシーにレンタルで加入したことを受け、同選手の後釜としてミランがピョンテク獲得に成功している。