ラツィオ ユベントス

ヴィッセル神戸行きは消滅か。ウルグアイ代表DFが3度目のユベントス加入へ

 ユベントスはウルグアイ代表DFマルティン・カセレスの復帰に向けてクラブ間交渉を取り付けたようだ。現地時間25日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じている。

 かつてユベントスでスクデット獲得に大きく貢献していたカセレスは昨冬にエラス・ベローナからラツィオに加入したものの、今シーズンに入っても出場機会に恵まれることはなく、リーグ戦では9月末のローマダービーを最後にピッチに立ってない。

 同選手の去就を巡っては、ボローニャ行きの可能性が浮上していたほか、国外ではJ1リーグのヴィッセル神戸が獲得に乗り出していると伝えられていた。

 しかしユベントスがモロッコ代表DFメディ・ベナティアを今冬に放出することが濃厚となったことから、同選手の後釜としてカセレスをリストアップした模様。同クラブはラツィオに60万ユーロ(約7500万円)の移籍金を支払うものとみられており、本人はすでにメディカルチェックのためトリノに到着しているようだ。

 なおカセレスはユベントスと今季終了後までの半年間で契約にサインするものとみられる。負傷に泣かされる時期が続いたカセレスであるが、古巣で本来のパフォーマンスを発揮することができるのだろうか。