サガン鳥栖 名古屋グランパス

名古屋グランパス、サガン鳥栖主将・吉田豊の獲得発表 「猪のように勝利に向かって猪突猛進」

 名古屋グランパスは13日、サガン鳥栖からDF吉田豊の獲得を公式発表している。

 2008年にヴァンフォーレ甲府でJリーグデビューを果たした吉田豊は清水エスパルスを経て2015年にサガン鳥栖に加入。持ち前である球際の強さや運動量を武器に2017シーズンまでJ1リーグ30試合以上に出場していたが、昨季はキャプテンを務めながらも怪我の影響もあり24試合の出場にとどまっていた。

 サガン鳥栖の中心的存在でありながらも名古屋グランパスへの移籍を決断した吉田は「今回名古屋グランパスへ移籍することになりました吉田豊です。何度も声をかけていただき、ブレることのないクラブのビジョンに感銘し、グランパスの一員になれたことに感謝します」

 「2019年は亥年!猪のように勝利に向かって猪突猛進します! そして一日も早く皆さんに認めていただけるよう、また少しでもチームの力になれるように日々の練習を大事にしていきます」

 「チーム、サポーター、みんなの力でJ1優勝しましょう! また、その次の目標としてACL優勝を目指しましょう! よろしくお願いします!!」と意気込みを語っている。

 また4年間過ごしたサガン鳥栖に対しては「2015年シーズンから4年間鳥栖で過ごさせていただきましたが、昨シーズンをもって鳥栖を離れることとなりました。昨シーズンはチームとして満足する結果が出せず、サポーターの皆さんには最終節まで苦しい思いをさせてしまって申し訳ありません」

 「サガン鳥栖というチームで素晴らしい環境の中サッカーをさせていただいて非常に感謝しています。そしてたくさんのことを学ばせていだだき、僕自身がすごく成長できた場所だと思っています。このチームを離れることは簡単な決断ではありませんでしたが、また新たな環境でチャレンジしたいと思い、移籍を決断いたしました」
 
 「サポーターの皆さんにはいつも熱い応援、あたたかい声援で背中を押していただき、大変感謝しています。「よ!し!だ!」コールがとても大好きでした。4年間本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を残した。