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移籍市場で話題のヤングスターの名前も! 21歳以下の市場価値ベスト5

冬の移籍市場が開き、水面下で活発な取引が行われる中、将来有望な若手選手への視線を熱が帯びている。今回は21歳以下で市場価値で上位5位以内にランクインしているスター選手を紹介する。


5位:マタイス・デ・リフト

年齢:19
ポジション:DF
国籍:オランダ
所属クラブ:アヤックス
市場価値:6500万ユーロ(約81億円)

わずか19歳にしてオランダ代表の守備陣の一角を担っているデ・リフトは現在、同僚のMFフレンキー・デ・ヨングとともに移籍市場を賑わす注目選手となっている。パリ・サンジェルマンやバルセロナをはじめとするメガクラブが獲得を狙っているものの、アヤックス首脳陣は6500万ユーロ(約81億円)という高額の移籍金を設定していると伝えられている。


3位タイ:ガブリエウ・ジェズス

年齢:21
ポジション:FW
国籍:ブラジル
所属クラブ:マンチェスター・シティ
市場価値:7000万ユーロ(約87億円)

ブラジルから2017年1月にマンチェスター・シティへ加入したガブリエウ・ジェズスはジョゼップ・グアルディオラ監督のもと着実に成長を遂げているものの、今季はFWセルヒオ・アグエロが好調であるだけにリーグ戦で6試合の出場にとどまるなど、思い通りには出場機会を得られていない。それでも7000万ユーロ(約87億円)という数字が示すように、このブラジル代表の秘めているポテンシャルは相当なものである。


3位タイ:ジェイドン・サンチョ

年齢:18
ポジション:FW
国籍:イングランド、トリニダード・トバゴ
所属クラブ:ボルシア・ドルトムント
市場価値:7000万ユーロ(約87億円)

ワトフォードやマンチェスター・シティの下部組織で育ったサンチョは2017年夏にボルシア・ドルトムントへ加入。昨季は負傷による長期離脱に悩まされる時期があったもののシーズン終盤で主力に抜擢されると、今季はサイドを主戦場としてリーフ戦17試合に出場し6ゴール8アシストをマークし、ブレイクを果たしている。ワールドカップ・ロシア大会以降にはイングランド代表にも選出されており、今後の移籍市場でメガクラブが獲得を狙う逸材となっている。


2位:ウスマン・デンベレ

年齢:21
ポジション:FW
国籍:フランス
所属クラブ:バルセロナ
市場価値:8000万ユーロ(約100億円)

2017年夏にボルシア・ドルトムントから1億500万ユーロ(約136億円)という巨額の移籍金でバルセロナに加入したウスマン・デンベレは昨季、負傷離脱もあり本来のパフォーマンスを発揮できなかった。今季はコンスタントに出場機会を得ているものの、10月下旬以降度重なる問題行動を起こしておりクラブから罰則を受けるなどメンタル面で課題を露呈している。ただそれでもピッチ内のパフォーマンスは周囲から高く評価されている。


1位:キリアン・ムバッペ

年齢:20
ポジション:FW
国籍:フランス、カメルーン
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
市場価値:2億ユーロ(約262億円)

2016/17シーズンにモナコをチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4に導くと、2017年夏にパリ・サンジェルマンに加入。ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニやブラジル代表FWネイマールと強力ユニットを形成すると、昨季は国内3冠を成し遂げる。ワールドカップ・ロシア大会でもフランス代表の優勝に大きく貢献すると、昨年から新設された若手版バロンドールの「コパ・トロフィー」を見事受賞している。