スペイン代表 レアル・マドリード

レアルで不振のイスコにスペイン代表指揮官が称賛も招集の可能性について…

 スペイン代表率いるルイス・エンリケ監督はレアル・マドリードのMFイスコが出場機会を減らしていることについて触れているようだ。現地時間21日、スペイン紙『アス』がこれを伝えている。

 イスコは今季、ここまで公式戦10試合で先発出場を果たしているものの、10月末にサンティアゴ・ソラーリ監督への交代以降は出場機会が減少している。

 また今月12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節・CSKAモスクワ戦でマドリードは3失点の完敗を喫しているが、この一戦における同選手の低調なパフォーマンスには周囲から批判の声があがっている。

 ここまで不本意なシーズンを過ごしているイスコであるが、ワールドカップ・ロシア大会後にエンリケ監督が就任したスペイン代表には9月以降招集されている。そのエンリケ監督は同選手について「イスコを大いに称賛している。ワールドカップでのパフォーマンスを見ると、彼よりも良かった選手はいない」を敬意を払っている。

 ただ同監督は「彼が兼ね備えているクオリティに疑いの余地はない。ただ代表でレギュラーの座を確保したのであれば、クラブでコンスタントにプレーする必要がある」とも述べており、今後もベンチを温める状況が続く場合には招集外を考慮する可能性を示唆している。

 なおイスコはクラブとの契約を2022年夏まで残しているものの、再三にわたりスペイン国外クラブへの放出の噂が取りざたされている。代表キャリアに支障をきたすような状況になった時、果たして同選手は移籍を決断することになるのだろうか。