クラブワールドカップ

現レアル指揮官もかつては… リーベルプレートと縁のある選手6選

FIFAクラブワールドカップ準決勝ではレアル・マドリードが鹿島アントラーズを3-1で下した一方で、スーペルクラシコを制し大会出場を決めていたリーベル・プレートが開催国代表のアル・アインに敗れるという波乱が起こった。そのため、鹿島アントラーズは3位決定戦で南米王者と対戦することになる。そこで今回はリーベル・プレートにかつて在籍していた選手や監督を紹介する。


エルナン・クレスポ

国籍:アルゼンチン
在籍歴:1993年~1996年

かつてアルゼンチンを代表するストライカーとしてセリエAのパルマ、ラツィオ、インテルで活躍していたクレスポはリーベル・プレートの下部組織でキャリアをスタートさせている。プロデビュー2年目に一時期出場機会を失っていたものの、監督交代などにより再びピッチに立つと、アトランタ五輪ではアルゼンチン代表に銀メダルをもたらしている。なおパルマで引退したクレスポは現在同クラブの副会長を務めている。


ガブリエル・バティストゥータ

国籍:アルゼンチン
在籍歴:1989年~1990年

フィオレンティーナやローマでファンタジスタとしての地位を確立したバティストゥータは最大のライバルであるボカ・ジュニアーズとあわせて両クラブ間で禁断の移籍を果たした選手のひとりだ。リーベル・プレートでは指揮官から評価を得られなかったこともありほとんど良い思いではなかったことだろう。欧州挑戦を果たせた背景にもボカ・ジュニアーズでの大ブレイクがある。


サンティアゴ・ソラーリ

国籍:アルゼンチン
在籍歴:1996年~1998年

今季フレン・ロペテギ監督の解任に伴い、トップチーム指揮官へ内部昇格を果たしたサンティアゴ・ソラーリにはこのクラブワールドカップで古巣対決となる可能性があった。ソラーリはリーベル・プレートでプロデビューを果たしており、その後アトレティコ・マドリードへと渡りレアル・マドリードへ禁断の移籍を果たしている。
ただリーベル・プレートが準決勝でまさかの敗戦を喫したことにより今大会での古巣対決は実現しないこととなっている。


ラダメル・ファルカオ

国籍:コロンビア
在籍歴:2005年~2009年

一時期の不振を脱却しモナコで復調したコロンビアが誇るストライカーもリーベル・プレートでプロキャリアをスタートさせている。ファルカオはコロンビア国内のユースからリーベル・プレートの下部組織に加入し、そのまま2005年にトップ昇格を掴んだ。ただ2005年に右足靭帯断裂という大怪我によりキャリアが危ぶまれていたが、見事に立ち直り2009年に欧州上陸を果たしている。


ゴンサロ・イグアイン

国籍:アルゼンチン
在籍歴:2005年~2007年

セリエA屈指の点取り屋としてナポリやユベントスでゴールを量産したゴンサロ・イグアインは出身地こそフランスであるものの、アルゼンチンへ移住している。その後1999年からリーベル・プレートの下部組織で過ごすとトップデビューを果たした2005年から頭角を現し、2007年にいきなりレアル・マドリード加入という形で欧州再上陸を果たしている。


アレクシス・サンチェス

国籍:チリ
在籍歴:2007年~2008年

アレクシス・サンチェスは貧しい家庭環境の中、母国チリのクラブでプロデビューを飾ると、2006年にウディネーゼが保有権を獲得する。ただすぐに加入したのではなく、2年間のレンタル期間を経ているがあ、そのうち2007年夏にはリーベル・プレートへ加入し、リーグ優勝に大きく貢献している。