ラ・リーガ レアル・マドリード

泥船から抜け出せ!レアルを離れるべき6選手

リーグ戦14試合を終えて7勝2分5敗と、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内からも漏れているレアル・マドリード。クリスティアーノ・ロナウドが去ったクラブは、CL3連覇中とは思えない苦境に立たされている。チームが苦しんでいるということは、所属する選手も大なり小なり問題を抱えている。今回は、自身のキャリアのためにもマドリードを離れるべき6選手をご紹介する。


イスコ

クラブ:レアル・マドリード

イスコはジネディーヌ・ジダン元監督の下で中心選手として活躍。ハメス・ロドリゲスがマドリードから逃げ出す1つの理由になるほどだった。しかし、今シーズンのイスコは別人になってしまっている。4-3-3を採用したフレン・ロペテギ前監督やサンティアゴ・ソラーリ現監督のもとでは理想と現実の間で苦しんでいる。ソラーリ監督がアカデミー出身の選手を優遇することも影響しているだろう。

現在26歳と、一般的にピークと言われる年齢に差し掛かっているイスコ。彼が特別な選手であるということを再び証明するためにも出場機会が必要だ。チェルシーやマンチェスター・シティなど、自身が活きる可能性のあるクラブを見つけ出す必要がある。


ルーカス・バスケス

バスケスは苦しいチームの中でスタメンとしての地位を確立できずにいる。昨シーズンに試合開始から起用された試合はわずかに16。17試合をベンチから見守った。すべてのコンペティションを通して9ゴール、10アシストという昨シーズンの数字はもっと評価されるべきだろう。他のクラブが彼の獲得に動く動機としては十分な数字だ。

今シーズンは16試合の公式繊維出場しているがゴールは0。ビニシウス・ジュニオールなど存在も考えると、彼に残された時間は長くない。エデン・アザールやネイマール獲得の噂があるマドリードだけに、早めの決断が必要になるだろう。


カリム・ベンゼマ

様々な点でレアル・マドリードのオフェンスを支えているベンゼマだが、シーズン20ゴールを奪えていないことで、必要以上の批判にさらされている。マドリードで200ゴールを記録した史上7番目の選手にもかかわらず、彼へのリスペクトは軽視されている。

今冬の移籍はなくとも、来夏移籍の可能性は大いに残されているだろう。マドリードの周囲にいる人々はC・ロナウドに比べればほぼすべてのストライカーが霞んでしまうという事実を受け入れるべきだ。


ケイロル・ナバス

イケル・カシージャスの退団からマドリードのゴールマウスをしっかりと守ってきたナバス。彼のビッグセーブが何度チームを救ってきたか数えきれない。しかし、疑いようのないクオリティを持つナバスは、ティボー・クルトゥワの加入によりベンチに追いやられた。

CL3連覇に大きく貢献し、ルカ・ジダンをはじめとする若いGKの成長を促進してきたナバス。彼にはクラブを離れ、新天地でのプレーを求める権利がある。


ガレス・ベイル

センセーショナルな活躍を時折見せるが、一貫性が全くないのがベイルだ。今シーズンはそんな彼にとっても最悪なシーズンの1つになろうとしている。C・ロナウドが去ったマドリードでの序列も日に日に落ちていく始末だ。

スペイン紙『マルカ』の読者インタビューではサポーターからの支持も失ったベイル。C・ロナウドの穴を埋め、チームの顔になるか移籍して復調のきっかけを掴むか。判断を迫られている。


ルカ・モドリッチ

世代最高レベルのMFとして今年のバロンドールにも輝いたモドリッチ。2020年までの契約を残している彼だが、契約を満了する前にクラブを離れるべきかもしれない。エレガントなプレーヤーに現在のマドリードは果たしてふさわしいだろうか。

多くのクロアチア人選手が所属するインテルはモドリッチにとっても魅力的なクラブだろう。インテルが本格的に獲得に乗り出せば、可能性は0ではないはずだ。


名前:菊池大将
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