
今回はJ1の全18クラブが運営する公式SNSアカウントのフォロワー数と年間観客動員数をランキング形式でご紹介したい。
(調査対象とするSNSはTwitter、Instagram、Facebook)
(年間観客動員数はJリーグ公式サイトより2018年度のデータを引用)

18位:ベガルタ仙台
今季リーグ成績:11位
ホーム観客動員数:261,943(12位)
Twitter:1,523(18位)
Instagram:14,400(14位)
Facebook:13,643(18位)
3大SNS合計:29,566(18位)
2部門でJ1最下位のフォロワー数を記録。観客動員数は12位とスタジアムに足を運ぶサポーターは多いが、SNSにあまり力を入れていないクラブと言える。Twitterに至っては公式アカウントが開設されていない状態だ(ベガルタ仙台BD/DVD公式のフォロワー数でカウント)。

17位:柏レイソル
今季リーグ成績:17位
ホーム観客動員数:193,833(17位)
Twitter:12,408(17位)
Instagram:20,600(13位)
Facebook:26,302(14位)
3大SNS合計:59,310(17位)
17位となったTwitterの公式アカウントだが、レイくん(公式マスコット)のフォロワー数は84,227。公式アカウントよりもマスコットの方が支持されている。

16位:V・ファーレン長崎
今季リーグ成績:18位
ホーム観客動員数:190,827(18位)
Twitter:55,056(16位)
Instagram:12,000(15位)
Facebook:14,602(17位)
3大SNS合計:81,658(16位)
観客動員数は最下位だが、前年比で6万人以上増加している。Instagramはヴィヴィくん(公式マスコット)の公式アカウントで計算している。

15位:サガン鳥栖
今季リーグ成績:14位
ホーム観客動員数:255,004(13位)
Twitter:70,516(15位)
Instagram:33,800(8位)
Facebook:25,742(15位)
3大SNS合計:130,058(15位)
今季はスター選手フェルナンド・トーレスが加入。ホーム観客動員数は前年比1万人増加、若者を中心としたInstagramのフォロワー数も増加している。

14位:清水エスパルス
今季リーグ成績:8位
ホーム観客動員数:254,844(14位)
Twitter:106,127(12位)
Instagram:8,783(18位)
Facebook:30,106(13位)
3大SNS合計フォロワー数:145,016(14位)
今年9月に公式Instagramアカウントを開設。運用開始から3ヶ月が経過したが、いまだ公式マークは付いていない。

13位:ジュビロ磐田
今季リーグ成績:16位
ホーム観客動員数:263,060(11位)
Twitter:108,165(11位)
Instagram:10,300(16位)
Facebook:32,058(12位)
3大SNS合計:150,523(13位)
ジュビロ磐田に所属する大久保嘉人のTwitterフォロワー数は278,262人。ジュビロ磐田の公式アカウントよりも10万人以上多い。

12位:北海道コンサドーレ札幌
今季リーグ成績:4位
ホーム観客動員数:309,798(10位)
Twitter:73,967(6位)
Instagram:27,600(11位)
Facebook:61,698(7位)
3大SNS合計:163,265(12位)
惜しくも来季のACL出場権を逃したが、クラブ史上最高位となる4位に入る健闘を見せた。タイ代表のチャナティップ・ソングラシンが所属しているため、公式アカウントにはタイ人からのコメントも多く寄せられている。

11位:湘南ベルマーレ
今季リーグ成績:13位
ホーム観客動員数:206,039(16位)
Twitter:140,777(10位)
Instagram:9,598(17位)
Facebook:18,252(16位)
3大SNS合計:168,627(11位)
神奈川ダービーを制してルヴァンカップを獲得。観客動員数は昨季より2万人以上増加、人気は確実に上昇している。

10位:ヴィッセル神戸
今季リーグ成績:10位
ホーム観客動員数:367,716(7位)
Twitter:81,107(13位)
Instagram:105,000(1位)
Facebook:49,983(11位)
3大SNS合計:236,090(10位)
アンドレス・イニエスタ獲得の効果は目覚しい。前年比5万人以上が増加し、Instagramのフォロワー数は2位鹿島アントラーズに1万3000人の差をつけて1位を獲得した。

9位:FC東京
今季リーグ成績:6位
ホーム観客動員数:449,338(2位)
Twitter:205,794(9位)
Instagram:25,000(12位)
Facebook:53,124(9位)
3大SNS合計:283,918(9位)
首都唯一のJ1クラブとして、ホーム観客動員数は2位を記録。観客動員数と比べると、SNSのフォロワー数はやや少ない。

8位:ガンバ大阪
今季リーグ成績:9位
ホーム観客動員数:399,242(4位)
Twitter:162,198(8位)
Instagram:44,400(5位)
Facebook:99,369(3位)
3大SNS合計:305,967(8位)
今季の序盤戦は苦しいシーズンを送っていたが、観客動員数リーグ4位を記録。Facebookのフォロワー数でトップ3入りを果たしている。

7位:サンフレッチェ広島
今季リーグ成績:2位
ホーム観客動員数:243,874(15位)
Twitter:210,545(6位)
Instagram:29,900(10位)
Facebook:82,290(4位)
3大SNS合計:322,735(7位)
前半戦のリーグを席巻したサンフレッチェ。観客動員数は前年よりも1万人増加している。

6位:名古屋グランパス
今季リーグ成績:15位
ホーム観客動員数:419,218(3位)
Twitter:404,255(2位)
Instagram:31,500(9位)
Facebook:53,992(8位)
3大SNS合計:489,747(6位)
最終節で逆転残留を決めたが、シーズンを通して低空飛行を続けたグランパス。しかし、クラブの集客施策が機能。観客動員数は前年よりも約10万人増加するという驚異的な数字を叩き出した。J1で最も注目すべきクラブだろう。

5位:川崎フロンターレ
今季リーグ成績:1位
ホーム観客動員数:394,709(5位)
Twitter:355,993(5位)
Instagram:52,000(4位)
Facebook:101,181(2位)
3大SNS合計:509,174(5位)
リーグ2連覇を果たした川崎フロンターレ。Twitter、Instagram、Facebookの全てで高い数字を記録。J1屈指の企画力を持つ広報部がクラブの人気を支えている。

4位:浦和レッズ
今季リーグ成績:5位
ホーム観客動員数:603,534(1位)
Twitter:396,574(4位)
Instagram:69,700(3位)
Facebook:67,570(5位)
3大SNS合計:533,844(4位)
今年も圧倒的な観客動員数を記録。平均観客動員数は35,502人と2位FC東京に1万人以上差をつけている。もちろん、Twitter、Instagram、Facebookの全てで高い数値を記録。

3位:横浜F・マリノス
今季リーグ成績:12位
ホーム観客動員数:370,401(6位)
Twitter:450,979(1位)
Instagram:38,200(7位)
Facebook:50,780(10位)
3大SNS合計:539,959(3位)
Twitterのフォロワー数はリーグ1位。今季はリーグ成績12位と低迷したため、前年よりも5万人以上観客が減少したが、横浜という立地から潜在的な人気は高い。Jリーグ歴代1位の入場者数記録(2013年のアルビレックス新潟戦)を保持している通り、好成績を残せばスタジアムに足を運ぶ人も増えるだろう。

2位:鹿島アントラーズ
今季リーグ成績:3位
ホーム観客動員数:330,376(8位)
Twitter:399,507(3位)
Instagram:92,500(2位)
Facebook:63,015(6位)
3大SNS合計フォロワー数:555,022(2位)
J1屈指の名門クラブはTwitter、Instagram、Facebookで高水準の数値を記録。今季もACL制覇、リーグ順位3位と成績も文句はない。しかし、観客動員数はリーグ8位と中位。スタジアムの立地が原因だろう。

1位:セレッソ大阪
今季リーグ成績:7位
ホーム観客動員数:319,782(9位)
Twitter:156,398(9位)
Instagram:42,300(6位)
Facebook:1,023,003(1位)
3大SNS合計:1,221,701(1位)
観客動員数は前年よりも4万人減少。Twitter、Instagramでもリーグ中位に位置しているセレッソ大阪だが、Facebookのフォロワー数が他を圧倒するダントツの1位。2位川崎フロンターレよりも90万人上回った。その結果、総フォロワー数で2位鹿島アントラーズにダブルスコアを記録している。
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