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元ミラン会長ベルルスコーニ、伊3部モンツァの目標をセリエA昇格と断言

 元ミラン会長であり、かつセリエCのモンツァのオーナーとなっているシルビオ・ベルルスコーニ氏はモンツァが掲げる目標について語っているようだ。現地時間14日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ベルルスコーニ氏は昨夏にミランの持ち株を中国資本であるリー・ヨンホン氏に売却。以降はフットボール界復帰の可能性を示唆するコメントを残していたが、現地時間9月28日にモンツァの株式を100%取得。また同クラブのCEO(経営最高責任者)にはかつてミランでもともに仕事をしていたアドリアーノ・ガッリアーニ氏が就任している。

 また同氏はモンツァの選手に対して求めることとして「ひげやタトゥーはいらない。彼らはプレーする際に負荷のかかるピアスなどもつけることができなくなるだろう。ファウルを犯したときに対戦相手に謝り、そしてレフリーに対して敬意を払うなど、ピッチ上での模範となる」と以前に語っている。

 そしてモンツァのホームスタジアム内で会見を開いたベルルスコーニ氏はクラブの目標について「目標はセリエA昇格だ。我々は他クラブの模範となるチームを作る」と断言。

 そして自身がかつて会長を務めていたミランとの対戦が実現する可能性については「3年後にミランとのダービー実現へ? それは夢ではない。私は生まれたときからミラニスタであり続けている」と強気なコメントを残している。

 ミランで数多くのタイトルを獲得してきたベルルスコーニ氏ではあるが、果たしてモンツァを最短期間でセリエA昇格に導くことができるのだろうか。